「社会・観光情報学Ⅰ」で講義内プログラミングコンテスト開催 | 長崎大学 情報データ科学部

「社会・観光情報学Ⅰ」で講義内プログラミングコンテスト開催

学術情報

本学部 一藤 裕 准教授 担当講義「社会・観光情報学Ⅰ」にて、444株式会社(マイナビグループ)と連携し、学内プログラミングコンテストを開催しました。 

同講義では、履修学生が現時点での自分のプログラミングスキルを客観的に把握する機会として、例年プログラミングコンテストを開催しています。 

本年度は、情報データ科学部の学生68名が参加し、17問のコーディング問題に挑みました。 

444株式会社が提供するプログラミング学習・教育プラットフォーム『TechFUL(テックフル)』を通じて、学生個々のプログラミングスキルを可視化し、相対的に評価することで今後の学習に活かすことを目的としています。 

 

画像1: プログラミングコンテスト開催の様子

 

コンテストにおいて、学生は「リアルタイムランキング」を見ながら、スコアを意識しプログラミングスキルを競い合いました。
『TechFUL』で実施するプログラミングコンテストでは、問題に解答するごとに採点結果が反映され、全体順位が変動します。学生は自身の学習の成果・アウトプットを即座に認識できるとともに、問題を戦略的に解答する意識を持つことができます。

 

画像2: 『TechFUL』管理者画面におけるリアルタイムランキング表示(2024年11月現在の画面)

 

また、学生が「プログラミング基礎」「アルゴリズム」「数学」「データベース」「人工知能基礎」の5つのカテゴリーに分類された各トピックの問題に挑戦することで、単なる正答数だけではなく、自分はどの問題をどのくらい解けているかといった学習進捗がヒートマップで可視化されます。

 

画像3: 『TechFUL』ユーザー画面におけるポートフォリオ機能(2024年11月現在の画面)

 

開催後の学生アンケートでは、「もう少しで解けそうだったのに悔しい」「思ったよりもできなかったから頑張りたい」「緊張したけれど、楽しかった」というポジティブな学習意欲が示される意見やコメントが見られました。

この経験を通じ、学生一人ひとりが現時点でのスキルや課題を発見し、今後の学習に役立てることを期待しています。

 

このように、本学部では、企業様のご協力のもと、最新のツールなどを積極的に導入し、教育の質向上に努め、実践力のある人財育成を推進しております。

 

<参考>

444株式会社(マイナビグループ)

URL:https://techful.jp/

TechFULサービスページ
URL:https://techful-programming.com/