データ構造とアルゴリズム | 長崎大学 情報データ科学部

学生による講義紹介

科目名
データ構造とアルゴリズム
講義分類
DSコース選択・ISコース必修
履修学年
2年生 第3・4クオーター
担当教員
講義の目的

情報関連分野で頻繁に利⽤されるC⾔語の基礎、基本的なデータ構造やアルゴリズムについて学びます。

講義の内容

まずC言語の基礎について学びました。プログラミング演習Ⅰ・Ⅱで使用したPythonとは書き方が違うのが印象的でした(図1・2)。その上で、様々な種類のデータ構造やアルゴリズムの仕組みとそれらをC言語で書く方法について学びました(図3)。テキストの中から特定の文字列を見つけたり、データを一定の基準に従って並び替えたりとどのような処理を行うかによって最適なデータ構造を選ぶことが重要であることも学びました。2年次1クオーター・2クオーターの講義「グラフ理論と最適化」で学んだことも活かすことができます。毎回の講義は座学で、実際にプログラミングするのは「プログラミング演習Ⅲ」という講義で行います。

図1:C言語の記述例
図2:Pythonの記述例
図3:データ構造の例
講義を受けてみての感想

課題では長崎大学前から崇福寺に行くまでの最短所要時間を求めたり、重量制限があるナップサックにどの組み合わせを入れたら最も価値が大きくなるかを求めたりする問題が出されました。このようにデータ構造やアルゴリズムは日常生活にも役立てることができることを知り、面白いと感じました。

教科書・教材・参考書

なし