学生による講義紹介
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講義の目的
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プログラミング言語であるC言語を扱ってアルゴリズムの原理とプログラミングの知識を組み合わせて、基本的なデータ構造やアルゴリズムを理解して自分で実装できるようにします。
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講義の内容
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この講義は2年生後期に受講する「データ構造とアルゴリズム」という講義で教わったことを自分で手を動かして演習してみる講義です。プログラミング言語の中で基本と言えるC言語を学びながら、いろいろなデータ構造の特徴とアルゴリズムを理解します(図1)。それぞれのデータ構造の特徴を理解することで、プログラムを書くときにどんな処理を行うのかとその処理にとって適切なデータ構造を選択して仕事の効率を高めることができます。まず、“Hello World!”のような基本的な入出力と算術演算などを学びながら、C言語はどのようなプログラミング言語なのかを理解します。その後には色々なデータ構造を紹介され、データがどう格納されるのか、ファイルをどう読み出すか、ほしいデータをどう探すのかなどをC言語を用いて自分で実装してみながらデータの構造を理解することができました(図2)。
- 図1:データ構造の種類
- 図2:データの格納の仕方
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講義を受けてみての感想
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直接プログラミングする授業の中で一番好きだった授業です。授業資料は詳しく作られていて先生からの説明を理解しやすかったです。それでも課題が大変で完璧に終わらせることはできなかったですけど、成績は良い点数を取りました…^^。この授業を通して、ほかのプログラミング言語を学ぶときに比較しながら理解できるようになったと思います。
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教科書・教材・参考書
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プログラミングの宝箱 アルゴリズムとデータ構造(紀平拓男・春日伸弥著, ソフトバンククリエイティブ)