長崎大学 情報データ科学部

入学希望の皆様

学生による講義紹介Lecture Introduction

科目名
オートマトンと言語理論
講義分類
両コース必修
履修学年
2年生
第3クオーター
担当教員
講義の目的
 形式言語とその表現としての形式文法、オートマトンの等価性、そして、計算機による計算の原理について学ぶこと。
講義の内容
 この講義は形式言語の定義と言語処理のための理論である形式文法とオートマトンについて学びます。自然言語はコンピュータへの指示書であるプログラミング言語とは違っていて、数学的な厳密性を持つ形式言語です。形式言語の定義を理解すると、次は有限オートマトンについて学んでいきます。その有限オートマトンの動作を確認したり、状態遷移図(図1)で表現したりしていきます。そして、後半ではチューリング機械(図2)のような難しい内容について学んでいきます。最初は難しく感じますが、先生が講義中で例題の解説をしますので、それをしっかりと聞くと効率よく学ぶことができます。
講義内容1
図1:状態遷移図の例
講義内容2
図2:チューリング機械の例
講義を受けてみての感想
 この講義を通して、オートマトンや言語理論の基本を学ぶことができました。最初は宿題の量や難しさに戸惑いましたが、時間をかけて解き、先生の解説を聞くことで内容がだんだん理解できるようになりました。
教科書・教材・参考書
  • オートマトン・言語と計算理論 [岩間 一雄(電子情報通信レクチャーシリーズ,コロナ社)](教科書)
  • オートマトン 言語理論 計算論 [ホップクロフト,モトワニ,ウルマン(サイエンス社)](参考書)
  • オートマトン・言語理論入門 [大川 知,広瀬 貞樹,山本 博章(未来へつなぐデジタルシリーズ,共立出版)](参考書)

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