この講義は2年生後期に受講する「データ構造とアルゴリズム」という講義で教わったことを自分で手を動かして演習してみる講義です。プログラミング言語の中で基本と言えるC言語を学びながら、いろいろなデータ構造の特徴とアルゴリズムを理解します(図1)。それぞれのデータ構造の特徴を理解することで、プログラムを書くときにどんな処理を行うのかとその処理にとって適切なデータ構造を選択して仕事の効率を高めることができます。まず、“Hello World!”のような基本的な入出力と算術演算などを学びながら、C言語はどのようなプログラミング言語なのかを理解します。その後には色々なデータ構造を紹介され、データがどう格納されるのか、ファイルをどう読み出すか、ほしいデータをどう探すのかなどをC言語を用いて自分で実装してみながらデータの構造を理解することができました(図2)。