長崎大学 情報データ科学部

研究活動

教員紹介Staff Introduction

宮島 洋文 / Hirofumi MIYAJIMA
教員顔写真
役職・取得学位
総合生産科学域 准教授
情報データ科学部 准教授
博士(工学)
メール
miyajimanagasaki-u.ac.jp
研究者番号
60781995
着任年月日
令和2年4月1日
専門分野
機械学習、ファジィ推論法、簡易秘密計算法、並列処理
就職実績 ― 民間機関、他大学等(略歴)
H22.3
北海道大学工学部 情報エレクトロニクス学科 卒業
H24.3
大阪大学大学院情報科学研究科博士前期 情報数理学専攻 修了
H25.9
大阪大学大学院情報科学研究科博士後期 情報数理学専攻 退学
H27.8
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 研究職員
H28.3
鹿児島大学大学院理工学研究科博士後期 システム情報科学専攻 早期修了
H28.7
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 助教
H29.4
岡山理科大学総合情報学部 講師

研究活動Research activities

 エッジコンピューティングのための速くて安全な秘匿計算に関する研究
 ソサイエティ5.0は、サイバー空間と現実空間の融合を目指すものである。今日の情報量の巨大化に伴い、 現実空間もクラウドからIoT(モノのインターネット)向きのエッジコンピューティングに移行しつつある。 それでは、エッジコンピューティングに適した機械学習とは、どのようなものであろうか。 本研究では、”モノ”から得られたデータを複数のサーバに分割したまま学習を実行するシステムの提案を目指す。 すなわち、“学習データの分割(分散)+並列計算=(エッジコンピューティングに適した)高速で安全な学習法”のアイデアのもと、 システムの提案と実装を行っている。
研究活動1
 ファジィシステムの機械学習に関する研究
 人工知能(AI)を支える機械学習について多くの研究が行われている。 特に、CNNをはじめとするニューラルネットワーク(NN)には、理論から応用まで多くの関心が集まっている。 NNは、多くの問題に、“どうすればよいか”の答を容易に返してくれるが、“なぜそうするか”の問いに答えることは難しい。 いわゆるAIの”ブラックボックス問題”である。 ファジィシステムは、機械学習を実現するシステムの一つであり、このような問題に答えてくれる。 このシステムの新しい学習法についての研究を行っている。 例えば、以下に示すような、移動物体が障害物を避けて目的地に到着する問題を考える。通常の機械学習法では、答えのルートを与えてくれるが、 “なぜそうするか”に答えることは難しい。ファジィシステムは、学習の結果、以下に示す定性的なルールを与えてくれる。
研究活動2

教育活動Educational activities

担当授業
情報データ科学部:
初年次セミナー、微分積分学Ⅲ、グラフ理論と最適化、認知システム論A・B、ネットワークセキュリティ、卒業研究

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