情報化社会である現代において、情報の価値が増々高まっています。
それゆえ、情報を安全に取り扱うことは重要になっています。例えば、
- 情報を安全に通信すること
- 情報の正当性を保証すること
- 情報を安全に処理すること(何らかの計算値を求めること)
などが挙げられます。それらのことを実現するためには暗号は必要不可欠な技術です。
私の研究テーマは、有限代数系(演算の備わった有限集合)に関する理論およびそれらの計算手法の確立と、暗号への応用です。
例えば整数論(素因数分解等)や代数幾何学(方程式の解集合、曲線等)、格子理論などです。