金谷 一朗 | 長崎大学 情報データ科学部

教員詳細

金谷 一朗 Ichiroh KANAYA

- メール
kanayanagasaki-u.ac.jp
- 役職・取得学位 総合生産科学域 教授
情報データ科学部 副学部長・教授
博士(工学)
- 専門分野 メディア芸術・感性情報学・デザイン学・文化財科学・文化人類学
- 外部リンク researchmap
研究室

就職実績 ― 民間機関、他大学等(略歴)

H 7.3 関西大学工学部電気工学科 卒業
H 9.3 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科博士前期課程 修了
H 9.4 株式会社ATR人間情報通信研究所 研究員
H11.6 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科博士後期課程 修了 博士(工学)
H11.7 和歌山大学システム工学部 助手
H13.4 奈良先端科学技術大学院大学 助手
H15.4 大阪大学大学院基礎工学研究科 助手
H20.4 大阪大学大学院工学研究科 准教授
H28.4 長崎県立大学情報システム学部 教授

研究活動

メディア芸術とその制作技術

芸術(アート)には建築、彫刻、絵画、音楽…などの様々な形態がある。20世紀初頭には機械・化学・光学といった技術(テクノロジー)の発達によって映画という新しい芸術が生まれた。そして21世紀には情報技術によって「メディア芸術」が生まれつつある。我々はメディア芸術の制作、展示から、その基盤技術の開発、製品化までを一貫して行い、新しいメディア芸術工学という学問分野を切り開いている。

置かれた物体の色をコピーして光る机。
文化庁メディア芸術祭入賞
(協力:スタジオマングース・JST)

絵画の中の動物が動いたり自分の映像が絵画の中に入ってしまう
「動く絵画」神戸ビエンナーレ入賞
(協力:金澤麻由子・井村誠孝 )

デジタル世界遺産の構築

文化(カルチャー)とは生命や環境と同じくかけがえのないものであり、文化を護ることは国防と同レベルの国家的義務である。我々は情報技術、ドローン技術などを用いエジプトの大ピラミッド、スフィンクスをはじめとする世界遺産のデジタル保護と学術的解析を行ってきた。また長崎において、現在なお生き続けている信仰の場の保護と継承に関する研究を行っている。

ギザのスフィンクスの調査(協力:エジプト考古省・河江肖剰)

久賀島(長崎県)旧五輪教会堂の仮想現実再現(協力:長崎県立大学)

教育活動

担当授業

情報データ科学部:初年次セミナー、デザイン情報学Ⅰ・Ⅱ、プログラミング言語論、卒業研究

工学研究科:デザイン情報学特論

全学教養教育科目等:長崎学Ⅰ