教員詳細
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武冨 奈菜美 Nanami TAKETOMI
- メールnnmtk73nagasaki-u.ac.jp- 役職・取得学位 総合生産科学研究科 助教
情報データ科学部 助教
博士(医学バイオ統計学)
- 専門分野 統計科学、生物統計学- 外部リンク researchmap
就職実績 ― 民間機関、他大学等(略歴)
H28.3 | 島根大学総合理工学部数理・情報システム学科数理分野 卒業 |
H30.3 | 久留米大学大学院医学研究科修士課程医科学専攻バイオ統計学群 修了 |
R6.3 | 久留米大学大学院医学研究科博士課程社会医学系専攻バイオ統計学 修了 |
R6.4 | 広島大学病院広島臨床研究開発支援センター 研究員 |
R6.5 | 広島大学病院広島臨床研究開発支援センター 特任助教 |
R7.5 | 長崎大学情報データ科学部 助教 |
研究活動
医療健康データのための統計解析
医療健康データのための統計理論や、統計手法の開発と実データへの適用に関心を持っています。
医療健康データの中でも、疾患の発生や再発、妊娠などの事象(イベント)が発生するまでの時間(生存時間)のデータに対して、統計的にアプローチしたり、実データへの適用や実践的な解釈を与えることについて取り組んでいます。
生存時間の分布を特定するパラメータの推定や、生存時間とある因子(年齢、性別、治療薬など)の関連の評価等を行います。
図:生存関数のグラフ
機械の故障までの時間や不良品の発生頻度を評価する信頼性工学に関する研究や、医療経済評価に関する研究にもチャレンジしていこうと思っています。
メタアナリシスによる研究結果の統合
複数の研究結果を統合する、メタアナリシスにおける方法論の開発と適用を行っています。
主に、結果を統合する際の数学的な仮定が崩れている場合の要約方法や、統合推定量の統計的性質に関する問題に取り組んでいます。
性別や年齢、薬の投与量、タンパク質の発現割合などの情報と複数の研究結果との関連を評価する、メタ回帰分析にも関心を持っています。
教育活動
担当授業
情報データ科学部:微分積分学Ⅰ