薗田 光太郎 | 長崎大学 情報データ科学部

教員詳細

薗田 光太郎 Kotaro SONODA

- メール
kotaronagasaki-u.ac.jp
- 役職・取得学位 総合生産科学域 助教
情報データ科学部 助教
大学院工学研究科 助教
博士(情報科学)
- 専門分野 音響情報ハイディング・エンリッチメント、聴覚情報処理、音響信号処理
- 外部リンク researchmap
研究室

就職実績 ― 民間機関、他大学等(略歴)

H18.3 東北大学 博士(情報科学)
H18.4 (独)情報通信研究機構(現・国立研究開発法人情報通信研究機構)情報セキュリティ高度化グループ 研究員
H21.10 長崎大学工学部情報システム工学科 助教
H23.4 長崎大学大学院工学研究科 助教
H25.3 Adam Mickiewicz University(Poland), Institutes of Acoustics, Guest Researcher
H26.12 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 助教(兼務)

研究活動

基礎研究:聴覚情報処理,音響情報符号化

マイクロホンで収録すると明らかに違う波形の音なのに、耳で聞くとその違いに気づけないという、音がある。どのような音か(人工的に作れる音か)

      • 耳じたいの限界なのか
      • 耳は音を受け取っているが、その後段の脳処理で錯覚を起こしているのか

ヒトは、様々な波形の違う音をすべて同じカテゴリにラベル付けする。このカテゴリの境界は何なのか

応用研究:音のエンリッチメント,音の生体識別

情報ハイディング、電子透かし、ステガノグラフィ

      • ヒトが得る情報を同一に保ったままに、波形に別の情報を埋め込むことができる
      • 音の可視化に意味を持たせることで、音に対して聴覚・視覚の両方の伝達路を拓ける

音響合成技術の目覚ましい発展により、ヒトによる自然音(ライブネス音)との聞き分け(弁別)が困難になりつつある。

      • 音声による本人認証では音声提示により本人を認証するが、その場の本人による発話なのか、攻撃者が予め秘密に録音した音声のスピーカ提示なのかを確実に弁別しなければならない。音声以外の音楽、音環境においても同じ問題が今後増す。
      • 機械合成した音と自然音との明確な差を解明する
      • 室内伝達関数のブラインド識別

教育活動

担当授業

情報データ科学部:プログラミング概論、プログラミング演習Ⅱ、音響音声工学