宮島 洋文 | 長崎大学 情報データ科学部

教員詳細

宮島 洋文 Hirofumi MIYAJIMA

- メール
miyajimanagasaki-u.ac.jp
- 役職・取得学位 総合生産科学域 准教授
情報データ科学部 准教授
博士(工学)
- 専門分野 機械学習、ファジィ推論法、簡易秘密計算法、並列処理
- 外部リンク researchmap

就職実績 ― 民間機関、他大学等(略歴)

H22.3 北海道大学工学部 情報エレクトロニクス学科 卒業
H24.3 大阪大学大学院情報科学研究科博士前期 情報数理学専攻 修了
H25.9 大阪大学大学院情報科学研究科博士後期 情報数理学専攻 退学
H27.8 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 研究職員
H28.3 鹿児島大学大学院理工学研究科博士後期 システム情報科学専攻 早期修了
H28.7 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 助教
H29.4 岡山理科大学総合情報学部 講師

研究活動

エッジコンピューティングのための速くて安全な秘匿計算に関する研究

ソサイエティ5.0は、サイバー空間と現実空間の融合を目指すものである。今日の情報量の巨大化に伴い、 現実空間もクラウドからIoT(モノのインターネット)向きのエッジコンピューティングに移行しつつある。 それでは、エッジコンピューティングに適した機械学習とは、どのようなものであろうか。 本研究では、”モノ”から得られたデータを複数のサーバに分割したまま学習を実行するシステムの提案を目指す。 すなわち、“学習データの分割(分散)+並列計算=(エッジコンピューティングに適した)高速で安全な学習法”のアイデアのもと、 システムの提案と実装を行っている。

ファジィシステムの機械学習に関する研究

人工知能(AI)を支える機械学習について多くの研究が行われている。 特に、CNNをはじめとするニューラルネットワーク(NN)には、理論から応用まで多くの関心が集まっている。 NNは、多くの問題に、“どうすればよいか”の答を容易に返してくれるが、“なぜそうするか”の問いに答えることは難しい。 いわゆるAIの”ブラックボックス問題”である。 ファジィシステムは、機械学習を実現するシステムの一つであり、このような問題に答えてくれる。 このシステムの新しい学習法についての研究を行っている。 例えば、以下に示すような、移動物体が障害物を避けて目的地に到着する問題を考える。通常の機械学習法では、答えのルートを与えてくれるが、 “なぜそうするか”に答えることは難しい。ファジィシステムは、学習の結果、以下に示す定性的なルールを与えてくれる。

教育活動

担当授業

情報データ科学部:初年次セミナー、微分積分学Ⅲ、グラフ理論と最適化、認知システム論A・B、ネットワークセキュリティ、卒業研究