教員詳細
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松本 拡高 Hirotaka MATSUMOTO
- メールhirotaka.matsumotonagasaki-u.ac.jp- 役職・取得学位 総合生産科学域 准教授
情報データ科学部 准教授
博士(科学)- 専門分野 バイオインフォマティクス、ゲノム生物学、機械学習
就職実績 ― 民間機関、他大学等(略歴)
H23.3 | 東京大学理学部生物情報科学科 卒業 |
H25.3 | 東京大学大学院新領域創成科学研究科 情報生命科学専攻 修了(修士) |
H28.3 | 東京大学大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻 修了(博士) |
H28.4 | 理化学研究所情報基盤センター バイオインフォマティクス研究開発ユニット 学振PD |
R1.4 | 理化学研究所革新知能統合研究センター 医用画像解析チーム 基礎科学特別研究員 |
研究活動
大規模高次元データから生命現象を読み解く
DNAシークエンサーやゲノム編集技術をはじめとする様々な実験技術の革新的な進歩により、多様な情報を持つ生命科学データがハイスループットに得られるようになった。 このような大規模高次元の生命データに対し、情報・数理の視点から生命現象の理解を目指すとともに、再生医療や個別化医療などへの応用研究を行う。
1細胞RNA-seq解析
1つ1つの細胞の網羅的な遺伝子発現量である1細胞RNA-seqデータから、細胞運命や遺伝子発現のダイナミクスに関する研究を行っている。
細胞の分化過程を再構築し、そのダイナミクスを解析する。
再構築した細胞分化の過程から、制御ネットワークを推定する。
未知の転写構造とその発現変化を発見する。
細胞分化過程の再構築の概念図
発現ダイナミクスと細胞運命のモデル化
パーキンソン病血中miRNA解析
血液中に含まれる疾患特異的なmiRNAを特定する。そのうえで、それらmiRNAがどのような代謝機能と関連するかを特定し、疾患の要因の解明を目指す。
本研究は順天堂大学医学部服部信孝教授との共同研究である
教育活動
担当授業
情報データ科学部:初年次セミナー、情報工学実験Ⅲ、卒業研究
全学教養教育科目等:データサイエンス概論、統計学概論