長崎大学 情報データ科学部

学部概要

学部長メッセージGreeting

情報データ科学部が目指すもの
学部長 西井龍映

 情報データ科学部は、情報データ科学の基礎を身につけた「自ら考え行動し、成長が期待できる人」、「社会が求める、国や地域にとって宝となるべき人」を養成することを目標とし、情報科学の工学的手法およびデータ科学によるデータの科学的把握により、ビッグデータから新しい知を獲得し、具体的な課題解決につなげられる人財を養成するための教育研究に取り組んでいます。現代において情報やデータ(証拠、エビデンス)に基づいた合理的な意思決定は、社会人にとって必須のスキルであり、合理的意思決定に基づくソフト・ハードの開発が、我々の生活を便利に豊かにしてくれます。
 また、本学部は長崎大学の全学生向けにデータリテラシー教育を、本学部生向けにはデータサイエンス教育プログラムを提供しています。これらは文部科学省の数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度により、それぞれリテラシーレベルおよび応用基礎レベルプラスの認可を受けました。このような充実した教育を受けた本学部の学生は、「実社会課題解決プロジェクト」(PBL、高校での探究科目の大学版)で30社を超える企業や長崎県・市と様々な課題の解決に取り組み、種々の社会的提案がコンテストで優勝するなど、学びの成果が着実に表れています。さらにタイやインドとの学生・教員の相互派遣による国際交流も活発化しています。
 2024年は本学部にとってさらなる飛躍の年となります。4月には文系型入試による新入生を受け入れます。また情報データ科学、工学、水産学、および環境科学を総合的に研究する総合生産科学研究科を開設し、本学部一期生が大学院で更に専門性を高めていきます。加えて2025年からの学校推薦型選抜への女性枠導入で本学部の多様性が一層強化されます。本学部の絶え間ない成長にご期待ください。

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