はじめに、標本化と量子化について理解した後,ディジタル信号処理とは何かを学びました(図1)。その上で、様々な信号に関する基本的性質を学びました。特に、周期信号を表現するときには高校生の時に深く学んだ複素数利用していたり、オイラーの公式やフーリエ変換など、数学の定理を非常に多く活用していたりしているのが印象的でした。また、信号処理がスピーカーや電子機器などの日常的に用いられている様々な製品などと関わりがあり、活用されていることも知りました。毎回の講義は、半分は座学で、残り半分は問題演習でした。実際に自分たちで問題演習を通して手計算をしてみることで、手を動かしながら身につけることが出来ました。