令和6年3月2日、3日に熊本大学で開催された日本教育工学会春季全国大会において、本学部2年生の 上原 拓也さん が発表した「生成AIを利用した多言語コミュニケーションを支援する対話型AIアプリの開発」が優秀発表賞を受賞しました。優秀発表賞は、該当の研究発表会において、優れた発表を行った発表者に贈られるものです。なお、修士課程や博士課程の大学院生も発表する中での学部２年生という最年少での受賞でした。
　上原さんは、本学部の講義（実社会課題解決プロジェクト）の中で、多言語コミュニケーションを支援する対話型AIアプリをチームの中心になって開発し、異なる母国語の学生同士のコミュニケーションを可能にしました。また、実社会課題解決プロジェクトの講義の一環として、実際にタイへ渡航し、タイ語を母国語とする学生を対象に開発したアプリの有用性を確認しました。既存のコミュニケーションツールであるLINEをベースとして開発したことも、教育現場での利用可能性を見据えて評価されたポイントでした。

■上原 拓也さん

■学会発表の様子

■参考記事
・日本教育工学会 2024年春季全国大会（https://www.jset.gr.jp/taikai44/）
・実社会課題解決プロジェクト（https://www.idsci.nagasaki-u.ac.jp/company/co_project）