本学部の小林透研究室では、学部生・大学院生のデジタル教育に加え、地元の社会人教育（※1）や地元企業との共同研究（IoTと人工知能を融合したサービス開発）を通じて、長崎地域のデジタル化の底上げを図るとともに、若手人材の地元定着やUIターンを実現するなど地域人材のキャリア創出にも貢献しています。この成果が高く評価され、第1回デジタル人材育成大賞を受賞しました。

　デジタル人材育成大賞は、デジタル人材育成に携わる人々の意欲の向上と、さらなる活性化を目的として、デジタル人材育成の分野に貢献した企業等を表彰するため、デジタル人材育成学会により2023年11月に創設されたものです。

■デジタル人材育成大賞　授賞式
　授賞式は、2月8日（木）成果発表会（ホテルセントヒル長崎）の中で執り行いました。デジタル人材育成学会の角田仁会長（写真右）より本学部の小林透教授（写真左）へ「第1回デジタル人材育成大賞」が授与されました。

 

 

（※1）＜社会人向け＞IT先端技術応用講座の概要
　“昨日の常識は今日の非常識”と言えるほど、変化が激しいITの世界。私たちはこの長崎に「ITを学び続けられる場所・学び直せる場所を作りたい。そして未来を切り開くイノベーションを起こしたい。」との思いで、平成30年度より3年間は「IT先端技術習得講座」、令和3年度より「IT先端技術応用講座」を長崎県委託事業として実施してきました。これまでの6年間で延べ240名が受講し、この講座をきっかけに5名の方々が工学研究科の社会人博士課程に進学され、長崎県でのITリーダーになるべく高度なIT技術習得に挑戦されています。また、受講生同士はもちろん、情報データ科学部講師陣との課題解決に向けたアイディア創出の場となり、長崎県企業のDXや共同研究を通じた新たなIT技術活用にも寄与しています。

■記事の詳細はこちら
・デジタル人材育成学会HP（https://www.ddhr.jp/）
・大賞のプレスリリース（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000117163.html）
・2月8日（木）成果発表会のプレスリリース
（https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/guidance/kouhou/press/pdf/423file1_20240119103303.pdf）