本学部　高田英明教授に「令和５年度長崎大学学長特別賞」が授与されました
　学長特別賞は、前年度における教育活動、研究活動、国際活動、医療活動において特に顕著な功績があったと認められる役職員等、並びに社会活動、大学運営、大学改革推進等において多大な貢献があったと認められる役職員等を表彰する制度です。

■高田英明教授の功績
　新たな立体知覚現象の発見に基づき、３Ｄメガネを必要とせずに自然な３Ｄ映像を簡便な構成、かつ、少ないデータ量で提示できる新たな裸眼３Ｄ表示方式を確立し、各種用途に応じた裸眼３Ｄ表示装置の実現に成功した。本成果は、我が国における放送・通信分野では最も権威のある高柳健次郎業績賞を２０２３年１月に受賞した。
　将来のサイバー・フィジカル社会では、相手があたかもそこにいるかのような３Ｄ表示が期待される。高田教授は、利用者が人であることに着目し、人の知覚特性を最大限に活用することで、デバイスの進化だけでなく人とデバイスとの協調によって技術課題を克服する新たなチャレンジを続けている。これまでに文部科学大臣表彰科学技術賞や各学会業績賞など多数受賞すると共に多くの特許取得、経済産業省関連の光産業技術ロードマップ策定委員長や関連学会理事等を務めるなど、光産業や映像産業の発展を力強く牽引している。

■学長特別賞授与式

■学長特別賞表彰状・盾

■長崎大学ホームページ
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/news/news3995.html