長崎大学 情報データ科学部

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2023年02月27日
本学部3年生が「統計検定1級」に合格しました
 2022年11月に実施された統計検定試験(※1、2)において、情報データ科学部3年生の山本悠人さん(データサイエンスコース所属)が統計検定1級に合格しました。統計検定1級は、「統計数理」および「統計応用」の両方に合格してはじめて合格となる試験です。
 統計検定は、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。国際通用性のある統計活用能力の体系的な評価システムとして日本統計学会が開発した検定試験であり、1級、準1級、2級、3級、4級など、様々な水準および内容によって統計活用力が認定されます。統計検定1級は統計検定の最上位に位置する試験であり、準1級までの知識を基に、それらをさらに発展させ、実社会における様々な分野のデータ解析のニーズに応えるための基本的な能力の習得如何が問われます。
 統計検定1級では、定量的なデータ解析に深くかかわるような大学での専門分野修了程度の知識を高いレベルで修得していることが求められます。本学部の『データサイエンス応用基礎教育プログラム』(※3、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)プラス」令和4年8月24日付認定)程度の授業内容を十分に理解していることが必要となります。
 統計検定1級の2つの検定種別「統計数理」、「統計応用」の合格率はそれぞれ22.4%、20.6%といずれも低い水準となっており、統計検定1級合格には両方の検定種別に合格することが必要であるため、難易度の高い試験といえます。

 

■参考:2022年11月試験の受験者・合格者データ
検定種別 申込者数 受験者数 合格者数 合格率
統計検定1級「統計数理」 1,364 998 224 22.4%
統計検定1級「統計応用」 1,283 911 188 20.6%

 

■※1 統計検定とは
■※2 統計検定1級の概要
■※3 情報データ科学部『データサイエンス応用基礎教育プログラム』

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