長崎大学 情報データ科学部

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2023年02月13日
マーケティング分析コンテスト2022において、本学部1年生の発表が最終候補にノミネートされました
 株式会社野村総合研究所が実施する「マーケティング分析コンテスト2022」において、本学部 浦川 叶夢さん(1年生)が発表した「飲食店における差別化マーケティング」が最終候補作品にノミネートされました。
 本コンテストは、同研究所が調査を行った消費者マーケティングデータを提供し、データ分析による斬新なビジネスの法則、マーケティング指標等を導き、その内容を競い、本コンテストを通じて様々な視点からの消費者の購買要因に関するデータ分析を行うことを通じ、学術研究および企業の市場分析力の向上に寄与することを目的として毎年開催されており、企業が単独で行う広告・マーケティング領域でのコンテストとしては、国内最大級のものとなっています。

 

 本学部からは浦川さんをはじめ1年生4名、2年生3名、3年生2名の計9名が参加し、宮本教授の指導のもと、今回のコンテストにチャレンジしました。今年は全国から101件のレポートが集まり、浦川さんの発表が最終候補作品18作品にノミネートされました。
残念ながら受賞には至りませんでしたが、他大学の参加者が大学院生や学部3~4年生が中心で、発表作品は学位論文(卒業論文、修士論文、博士論文)や、各学会などへの論文投稿にも活用できることを考えると、データサイエンスの専門科目をこれから履修する1年生が最終候補に選定されるのは極めて珍しく、本人の素晴らしい努力の成果が今回の結果に結びついたものだと考えています。
 なお、審査員からは「論文の流れと分析の説明が丁寧で多面的な検討と具体的な施策についても言及されていてよかった」とのコメントがありました。浦川さんや今年度参加した学生たちは、今後も参加していきたい意向を示しているので、良い結果に結びつくよう支援していきたいと考えています。

 

【浦川 叶夢さんのコメント】
他の入賞作品を読み自身の発表との差を感じたので、来年は受賞できるように頑張っていきたいです。
【指導教員 宮本教授のコメント】
1年生、2年生はまだ必修の授業も多く、バイトもしながら、空き時間を上手に活用して、分析に取り組んでくれました。特に1年生は後期に統計分析を学び始めたばかりでしたが、授業ではまだ教えてもらっていない分析手法にも挑戦してもらいました。まだまだ彼らから伸び代を感じるので、今後の活躍が楽しみです。

 

■「飲食店における差別化マーケティング」(発表資料の一部を掲載)


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