長崎大学 情報データ科学部

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2022年11月21日
観光・地場産業とプラネタリーヘルス
 本学部 一藤 裕准教授の記事が長崎新聞に掲載されました。
 官公庁の観光統計では、日帰りよりも宿泊を伴う観光のほうが1回当たりの消費額が大きいことが示されており、観光客に「宿泊したい」と思わせる工夫が長崎の今後の観光には必要不可欠です。そこで、県内の宿泊施設が公開している予約サイトの情報を加工し、統計的手法を用いて評価することにより、何が観光客に選ばれているのかの傾向を掴むことができます。
 利用者に選択される宿泊プランには、長崎県ならではの特産品や食品が含まれる割合が多く、利用者を惹きつける要因になっていることが分かりました。
 地産地消は県内の異業種間の繋がりの強化だけでなく、輸送・品質維持コストを減らす観点から、プラネタリーヘルスを考えるうえでも重要です。これらのことから、今後宿泊プランを検討するうえでは、地元のものを生かすことを第一に考えていくことが必要です。

 
■記事の詳細はこちら
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/pickup/ph_21.html

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