二年生の3クオーターで履修した情報工学実験Ⅰでは、デジタル回路の設計を技術職員さんが開発してくださったソフトを用いて行っていました。特定の機能を実現するには、いろいろな種類のデジタル回路がたくさん必要となることがわかり、また、機能が実現していなかったときに設計ミスの箇所を特定するのに時間がかかっていました。このように、デジタル回路を作るのには多くのコストがかかり、設計ミスがあると開発をするのに時間が余計にかかるので、コンピュータでデジタル回路の機能を実装して、設計ミスの有無を調べるツールを利用してデジタル回路の設計をすることに取り組みました。テニスのスコアをカウントして表示するシステムを作る時には、得点がどのように変わるのかを図にしてからデジタル回路を設計していくことを学びました。
今後、社会人になってから携わろうと考えているシステム開発でも、システムの状態の変わり方の図を作ってから開発を進められるように、状態の変わり方の図を書くことに慣れていきたいと思います。