長崎大学 情報データ科学部

入学希望の皆様

学生による講義紹介Lecture Introduction

科目名
論理回路
講義分類
DSコース選択・ISコース必修
履修学年
2年生
第1クオーター
担当教員
講義の目的
 様々な場合の論理式を立てられるようにします。
講義の内容
 はじめに、「論理ゲート」が何を表すのか、どのような記号を用いるのかを学びました。(図1)。また、複雑な論理式をどのようにまとめることができるのかを学びました。そしてそれらをもとに、記憶を持たない回路や記憶を持つ回路を、論理式でどのように表すのかを学びました。どのような入力をした場合にどのような出力になるのかをまとめた表(真理値表)を作成することで簡易に論理式を立てることができたのが印象的でした(図2)。
 次に、与えられた文章題から入力によってどのように状態が変化するかを読み解き、論理式を立てる方法を学びました。状態に2進数の符号をつけることで、出力される状態を表すことのできる論理式を立てられたのが印象的でした。
 毎回の講義は座学でした。また、講義資料・課題・テストはほとんど英語表記だったため、論理回路に関する用語を英語でどう表現するのかも学ぶことができました。
講義内容1
図1:論理ゲートの例
講義内容2
図2:真理値表の例
講義を受けてみての感想
 記憶を持つ回路を最初イメージすることができなかったですが、講義を通して信号など様々なことに応用できることを知れてよかったです。また、課題の難易度はなかなか高く、講義をしっかりと理解しておく必要がありました。
教科書・教材・参考書
ディジタル回路設計とコンピュータアーキテクチャ 第2版 (ディビッド・マネー・ハリス/著 サラ・L・ハリス/著 天野英晴/訳 鈴木貢/訳 中條拓伯/訳 永松礼夫/訳)

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