長崎大学 情報データ科学部

入学希望の皆様

学生による講義紹介Lecture Introduction

科目名
ディジタル信号処理Ⅰ
講義分類
DSコース選択・ISコース必修
履修学年
2年生
第1クオーター
担当教員
講義の目的
 フーリエ級数展開やフーリエ変換などの手法を修得し,時間・周波数領域における信号の表現と処理の方法を学ぶ。
講義の内容
 はじめに、標本化と量子化について理解した後,ディジタル信号処理とは何かを学びました(図1)。その上で、様々な信号に関する基本的性質を学びました。特に、周期信号を表現するときには高校生の時に深く学んだ複素数利用していたり、オイラーの公式やフーリエ変換など、数学の定理を非常に多く活用していたりしているのが印象的でした。また、信号処理がスピーカーや電子機器などの日常的に用いられている様々な製品などと関わりがあり、活用されていることも知りました。毎回の講義は、半分は座学で、残り半分は問題演習でした。実際に自分たちで問題演習を通して手計算をしてみることで、手を動かしながら身につけることが出来ました。
講義内容1
図:ディジタル信号処理について
講義を受けてみての感想
 ディジタル信号処理という科目について、あまり聞きなじみがなく、また「信号」について数学的に深く考えたことがなかったのでそれを知ることが出来てよかったです。また、高校生や大学1年生で学んだ数学がいくつも登場し、色々な知識を活用していたので非常に楽しかったです。数学が好きな人、「信号」にについて深く考えてみたい人など様々な方々におすすめできる非常に面白い講義です!!
教科書・教材・参考書
基本を学ぶ信号処理(オーム社)

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